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[ 文庫 ]
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織田信忠 「本能寺の変」に散った信長の嫡男 (PHP文庫)
・近衛龍春
【PHP研究所】
発売日: 2004-02-03
参考価格: 1,000 円(税込み)
販売価格: 1,000 円(税込)
中古価格: 116円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・近衛龍春
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カスタマー平均評価: 3.5
筆者の自己満足作品 あまり題材にされない「信忠」が主人公という事で買ったが、正直がっかりだった。
あまりにも現代人の感覚でのみ戦国武将「信忠」を描いている事に違和感を覚え、感情移入出来なかった。
ろくに武将の心構えも学ばずに元服、「いくさ」に出ても何をしたらいいのか解らない様な「信忠」が、会ったことも無い松姫に10年以上にも及ぶ恋心を抱く。等、
当時には考えられない様な設定ばかりで、筆者自身が「信長亡き後も充分天下統一出来た人物である」と紹介しているにも拘らず、信長に尊敬・畏敬の念よりも只々恐れ、萎縮する「信忠」では、天下統一するどころか戦国武将としても疑問が残る。
評価できる所は三職推任を「信忠」への天下与奪と信長が考えていたという件で、これは有力な説であり、共感できたが・・
楽しめる一冊 マイナーな武将を扱った作品は、正直なところ目をみはるような優れた作品は少ないと思う。素材が素材で、有名武将の陰に隠れた生涯を描くという試みであるだけに、それはある程度仕方がないことだと思うが、同書は織田信忠という世間一般ではマイナーな武将を扱った一冊でありながら、かなり秀逸な出来に仕上がっていると考える。
信忠を取り巻く人物や環境の描写の秀逸さもさることながら、信忠の成長していく様の描写はまさに圧巻で、読む側に、信忠さえ生き残っていたならば織田家は信長の歿した後天下をとることが出来たのではないか、とさえ思わせてしまう構成力は素晴らしい。私が今まで接したマイナーな武将を主人公にした作品の中では最も感動し、物語にのめりこむことが出来た一冊で、ぜひおススメしたい。
ただ、信忠が何故二条城に立てこもり、本能寺で散った父信長に殉じたのかという最も興味深いハズの部分に、筆者が解釈を示してくれなかった点は惜しまれる。読後、少々スッキリしない感じは残った。これさえ満たされていたならば、戦国武将モノに代表される一冊になったであろう。
したがって評価は星四つ。とはいえ、かなり楽しめる一冊だと思う。ぜひ一度読んでみてはいかがだろうか。
戦国時代を疾走する信長嫡男 信長の影に隠れ、その実像が謎に包まれている嫡男信忠の生涯を綴った歴史小説。 彼のキャリアにおいて転機となった(と将来言われるであろう)作品。イフ物の反動か、徹底した調査と史実へのこだわりが前面に出た内容となっているこの作品は、『三郎景虎』や『北条戦国記』にあった微細な心理描写は影を潜め、ドラマ部分の弱さが気になる。しかし、それが功を奏し、テンポの速い飽きさせない作品となった。ただ、読者に基礎知識がある織田家ゆえそれが可能になったのであり、後の『佐竹義重』では、相当の戦国北関東マニアでない限り、ついていくことは困難である。また、数少ない心理描写である松姫に対する憧憬も動機が曖昧で、未消化の印象が強い。また、信長になかなか起用されない焦慮を、これでもかというほど描くのも新鮮味がない。そして、最大の謎である「信忠はなぜ踏みとどまったか」に対して斬新な解釈はない。ただし、この作品の疾走感は欠点を凌駕するのでよしとしたい。
とても面白かったです 今読み終えました。 小説はリアリティーとフィクションのバランスが大切だと 思いますが、本作品は絶妙でした。 とても面白かった。 カットされたという原稿700枚以上の部分も機会があれば 是非発表していただきたいです。
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蓮如と信長
・山折 哲雄
【PHP研究所】
発売日: 1997-12
参考価格: 1,500 円(税込み)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 274円〜
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・山折 哲雄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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完訳フロイス日本史〈10〉大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗―大村純忠・有馬晴信篇(2) (中公文庫)
・ルイス フロイス
【中央公論新社】
発売日: 2000-10
参考価格: 1,200 円(税込み)
販売価格: 1,200 円(税込)
中古価格: 889円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・ルイス フロイス
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カスタマー平均評価: 0
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[ ムック ]
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よみがえる日本の城9 盛岡城 (歴史群像シリーズ)
【学習研究社】
発売日: 2004-11-10
参考価格: 767 円(税込み)
販売価格: 品切れ中
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カスタマー平均評価: 4.5
城好きの夢を実現! こんな本を待っていたんだ! 最初に発刊されたときの印象です。他社に、「城のある町への旅」をテーマにしたシリーズもありますが、やはり城好きにとっては、城そのものがテーマでなくては面白くない。その点、こちらのシリーズは、最新の研究成果を紹介しながら、かつての城郭の姿をできうる範囲正確な史料を元にCGで甦らせていて、城好きの心をくすぐります。この巻では北東北・北海道のお城を取り上げていますが、弘前城や福山城(松前城)をはじめ、一般には知名度が低い盛岡城もCGで詳細に再現されており、非常に好感が持てました。
城好きの夢を実現! こんな本を待っていたんだ! 最初に発刊されたときの印象です。他社に、「城のある町への旅」をテーマにしたシリーズもありますが、やはり城好きにとっては、城そのものがテーマでなくては面白くない。その点、こちらのシリーズは、最新の研究成果を紹介しながら、かつての城郭の姿をできうる範囲正確な史料を元にCGで甦らせていて、城好きの心をくすぐります。この巻では、北東北・北海道のお城を取り上げていますが、盛岡城や弘前城、五稜郭などを詳細に紹介しており、興味深く読めました。
楽しめる内容ですが残念な点も 失われた日本の城郭建築をCGで再現し紹介するシリーズ。本巻でもバラエティに富んだ内容で楽しめます。しかし、目玉であるCGによる再現が少々不正確で明らかに誤っている箇所もあり学術的、史料的価値はまったくありません。CGそのものの水準も高いものではありません。しかし、往時の姿を想像して楽しむ分には十分なクオリティの物に仕上がっていますし、当時の屏風絵や図面、現況写真や古写真の掲載が豊富で見ていてとても楽しめる内容です。歴史小説、時代劇ファンの方にはお勧めです。
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[ 文庫 ]
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家康の父親は武田信玄だった! (ぶんか社文庫)
・武山 憲明 ・杉山 光男
【ぶんか社】
発売日: 2006-11
参考価格: 690 円(税込み)
販売価格: 690 円(税込)
中古価格: 340円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・武山 憲明 ・杉山 光男
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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越後 上杉一族
・花ケ前 盛明
【新人物往来社】
発売日: 2005-08
参考価格: 2,940 円(税込み)
販売価格: 2,940 円(税込)
中古価格: 2,200円〜
( 通常3〜5週間以内に発送 )
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・花ケ前 盛明
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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[図解] 信長軍団なるほど人物事典
【PHP研究所】
発売日: 2005-12-02
参考価格: 840 円(税込み)
販売価格: 840 円(税込)
中古価格: 351円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 3
文庫本かと思ったら・・・ 文庫本じゃありません。
ムック本の大きさですのでご注意ください。
肝心の内容ですが、織田家の各武将について
雑誌に書かれた内容をまとめたものとなっています。
書いている人がバラバラなので
それぞれの視点で書かれることはよいと思いましたが、
一冊としてのまとまりには欠ける気がしました。
カラー写真なども少なめですから、
ちょっと寂しい感じになってます。
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[ 単行本 ]
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検証 もうひとつの武将列伝
・井沢 元彦
【実業之日本社】
発売日: 2005-05-29
参考価格: 1,680 円(税込み)
販売価格: 1,680 円(税込)
中古価格: 502円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・井沢 元彦
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カスタマー平均評価: 3.5
自分は不満 自分的には内容は不満。 歴史ファンにとっては知ってる事ばかりが書かれている。 例えば上杉謙信の禁犯説も「宗教上の問題」と書かれている。 これは歴史ファンなら誰もが知っているだろう。 でも、歴史に興味をちょっと持っている歴史入門者にはわかりやすくてお勧めだと思う。
さすがです さすが井沢さんの著書です。毎回期待に応えてくれて、読む人を飽きさせません。 本書は、合計57名の、歴史上の武将の素顔を著者の研究を基に、書かれた一冊。自分の好きな武将から読まれても問題のないような構成になっています。 日本の歴史教科書ほど、自国の歴史について、受験対策向けなのか難しくしているものはないと思います。だから、歴史嫌いになり、日本の歴史を振り返りながら国家や、政治に興味をもたない、もてない人が蔓延するのではないでしょうか。 この本を読めば、武将に興味を抱き、歴史の楽しさを感じ取れるような気になってくるはずです。
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[ 単行本 ]
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指揮―原本現代語新訳「甲陽軍鑑」〈2〉 (原本現代語新訳 甲陽軍艦 2)
【ニュートンプレス】
発売日: 2003-03
参考価格: 1,890 円(税込み)
販売価格: 1,890 円(税込)
中古価格: 900円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 4
興味深いですがやはり注意して読んだ方がいいと思います この巻も、山本勘介の活躍、謙信との川中島の合戦、 信長や家康との駆け引き、長女の黄梅院のための安産祈願など、 興味深い話が多いですが、やはりどこまでが史実か創作か注意して 読む事も必要な気がしました。 特にあまりにも有名な信玄の遺言については。 この、信玄が葬式はせずに自分の遺体は三年後の亥年の四月十二日に、諏訪湖に甲冑を着せて沈めてくれという遺言が、信玄の最愛の女性は 諏訪御料人だったという説の根拠になっているようですね。 しかし、上野晴朗氏が「定本 武田勝頼 新人物往来社」で 書いているように、これは作者の高坂弾正が、 信玄の諏訪明神への信仰の強さを表すために創作したという説に私は 賛成しています。上野氏は、ようするに高坂弾正は、 この遺言によって、 信玄は諏訪湖に身を沈めて、ついには自ら龍神となって甲斐国を守ろうと したという事にしたくて、この信玄の葬式はせずに自分の遺体は 甲冑を着たまま諏訪湖に沈めてくれという遺言を創作したという意見 のようです。私もこの諏訪湖というのは諏訪御料人ではなくて、 諏訪明神を意味しているような気がします。
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[ 単行本 ]
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残照―原本現代語新訳「甲陽軍鑑」〈3〉 (原本現代語新訳 甲陽軍艦 3)
【ニュートンプレス】
発売日: 2003-04
参考価格: 1,890 円(税込み)
販売価格: 1,890 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 0
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