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[ 文庫 ]
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戦史ドキュメント 川中島の戦い〈下〉龍虎激突―死闘の果て (学研M文庫)
・平山 優
【学習研究社】
発売日: 2002-06
参考価格: 683 円(税込み)
販売価格: 683 円(税込)
中古価格: 295円〜
( 通常1〜2週間以内に発送 )
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・平山 優
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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長宗我部元親―信長・秀吉に挑んだ南海の雄
・荒川 法勝
【PHP研究所】
発売日: 1995-12
参考価格: 652 円(税込み)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 194円〜
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・荒川 法勝
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カスタマー平均評価: 4
珍しい苗字だけではない。 姫若子といわれた元親の劇的初陣、信長との駆け引き、四国制覇と充実感のある作品に仕上がっています。ただ晩年は三国志の孫権のようになってしまうのですが、そのあたりは詳しく描かれません。しかし爽やかな男に憧憬の念を持ってしまう話の流れには満足しました。
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[ 単行本 ]
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信長の天下布武への道 (戦争の日本史)
・谷口 克広
【吉川弘文館】
発売日: 2006-12
参考価格: 2,625 円(税込み)
販売価格: 2,625 円(税込)
中古価格: 1,350円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・谷口 克広
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カスタマー平均評価: 5
こういう本が欲しかった!最高の信長概説書 信長の戦歴をたどった解説本が欲しいけれど、学研などのムック本ではものたりない…という方に最適の本である。博物館めぐりやゲームの副読本にも適している。
95年刊の『織田信長家臣人名辞典』を読んだとき、著者の谷口氏は只者ではない…と思ったものだが、今回の本書でも期待を裏切らず、培われた博識をベースに、一般読者に通史をわかりやすく説き起こしていて、学術書にもかかわらずすらすらと読んでいける。
近年、信長研究は著しく進展している。桶狭間の戦いは奇襲ではなかった。長篠の戦いの鉄砲三段撃ちはなかった…等々。しかし、それらの成果を取り入れた通史・概説書が今までなかった。本書はその穴を埋めているのはもちろんだが、説が分かれているところでは並列して紹介し、その他のところも、『信長公記』を初め、良質史料のみに依拠しているのは当然としても、『○○家文書』に含まれない新発見史料に基づく研究成果をもさりげなく取り入れている。それでいて、専門書のように詳細な注がうるさいということもない。
私は上杉氏との魚津城攻防戦を調べていたのだが、その簡潔かつ踏み込んだ記述にうなってしまった。
それにしても、『日中十五年戦争史』でも思ったことだが、『戦争の日本史』シリーズに執筆する著者を選ぶときに、いわゆる研究職でない谷口氏に白羽の矢が立つのである。大学教員は、もっとわかりやすい概説書・教養書を書くということに力を注いでもいいのではないか?
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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呪術と占星の戦国史
・小和田 哲男
【新潮社】
発売日: 1998-02
参考価格: 1,050 円(税込み)
販売価格: 1,050 円(税込)
中古価格: 588円〜
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・小和田 哲男
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カスタマー平均評価: 5
そんな大げさなものではありませんが なにか 入門書としては 面白いですが、さてという気がします。山本勘助のことについて調べているさいに、この本に出会ったのですが、星をみて占い 作戦の参考にする材料をだすのも軍師 星がわかれば 天気もわかる、また占いで 建設のための日取りや 建物の向きも決める 勘助の頭は入道だが、正式な僧侶というわけではない、毛坊主(下級僧侶) です。なんだか この本で かれの謎が解けた気がしました。
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[ 文庫 ]
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完訳フロイス日本史〈11〉黒田官兵衛の改宗と少年使節の帰国―大村純忠・有馬晴信篇(3) (中公文庫)
・ルイス フロイス
【中央公論新社】
発売日: 2000-11
参考価格: 1,200 円(税込み)
販売価格: 1,200 円(税込)
中古価格: 904円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・ルイス フロイス
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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京都時代MAP 安土桃山編 (Time Trip Map)
【光村推古書院】
発売日: 2006-06
参考価格: 1,890 円(税込み)
販売価格: 1,890 円(税込)
中古価格: 1,200円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 5
聚楽第を掘り下げてほしかった。 あくまで推測の域を出ない時代の地図ですが、伏見城周囲は非常に興味深かったです。
希望を言えば、聚楽第の部分を掘り下げてほしかったです。
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[ 文庫 ]
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日本の歴史12 - 天下一統 (中公文庫)
・林屋 辰三郎
【中央公論新社】
発売日: 2005-04-25
参考価格: 1,300 円(税込み)
販売価格: 1,300 円(税込)
中古価格: 600円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・林屋 辰三郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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古田織部の世界
・久野 治
【鳥影社】
発売日: 2000-07
参考価格: 2,940 円(税込み)
販売価格: 2,940 円(税込)
( 通常3〜5週間以内に発送 )
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・久野 治
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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刀と首取り―戦国合戦異説 (平凡社新書)
・鈴木 真哉
【平凡社】
発売日: 2000-03
参考価格: 693 円(税込み)
販売価格: 693 円(税込)
中古価格: 111円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・鈴木 真哉
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カスタマー平均評価: 3.5
良くも悪くも研究者の本 俗に言う日本刀至上主義に一席を投じようとした本。実際に残っている資料を綿密に検証している姿勢には好感が持て、研究者の本領発揮というところ。
実際に刀と槍が道場で対等の状況で戦えば槍のほうが強い。また、戦場によっては近接兵器より飛び道具が有利なのは当然。その意味では当たり前の事をきっちり検証しているとも言える。
しかしながら逆に研究者が往々にして陥る弊害も散見。特に(恐らく、ではあるが)実地調査に乏しい。
山岳森林戦の古戦場や戦国の姿を残している城跡などに足を運べば、飛び道具の使用や長槍を振り回すのが難しいだろうと思われる狭所は現在でも残っているのだが、筆者がそう言う所を実地検分した上で書かれているとも考えにくいところがあった。別に戦争とはすべてが平地で行われるわけではない。
資料の一つとして、またチャンバラ至上主義に対する反証としては十分だが、刀が果たした役割全体を網羅している、とは言いがたい本である。
とは言え読むほうが冷静に読めば、普段はあまり目に留めない資料にまで言及している、なかなか興味深い本であるとも言える。チャンバラ至上主義に立ち向かう姿勢に1、統計調査面で1、珍しい資料に当たった点で1の、星三つ。
説得力のない説 首取りという目的だけでは、行動の邪魔になる長くて重い刀を、それも場合によっては大小2本も実用重視の戦場に携行した理由を説明できません。それに長い刀では首はうまく切れないはずです。使用頻度は別にして、従来の認識通り刀は接近戦を想定してのものだと思います。 戦闘はこの著者の説のように飛び道具か槍が主だったのでしょう。どういう武器によって疵を負ったかという統計もそれを裏付けていると思います。でも戦闘が長びくなど理由でそれらが使えなくなってしまうとか、たまたま接近戦になってしまうという可能性は常にあります。そういう場合にも備えがなければなりません。合戦の多くは一方的になるので、実際には刀を使う間もなく片が付いてしまったかもしれませんが。それに、武士は合戦のようにまず装備をそろえてから戦うとは限りません。常に武器の用意をしておくのは当然です。平安貴族の周辺で武士の原型が生まれてから、江戸時代の終わりまで武士は身の回りから太刀または刀を手離したことはありません。だから戦場に携えて行ったことに対してわざわざ説明する必要はないと思います。こんな風に改めて書かなくてもあたりまえの話だと思います 第一の目的が首取りのためという首取り説には同調できません。でも、刀にまつわる色々な話は面白いですね。
結論ありきの論調で飽きる まず始めに結論を設定して、そこに向かって道を作って行ってるような印象。 刀についての構造的欠陥の指摘についてですが、 ああもたやすく刃こぼれを起こす刀など、相当な安物でしかありません。 現代でも刀剣の荒試しなどは行われますが、ブロック塀を叩き壊しても刃こぼれ一つ無いような刀がゴロゴロしています。 それに対して本書の、何か一つ欠陥があれば、それを槍玉に挙げて刀の至らなさに繋げて行こうとする意図が目に付きました。 作者は刀に何か恨みでもあるのではないか、と疑問さえ覚えた限りです。
刀剣は有効な武器ではなかった タイトルとは少し違って、もっぱら刀が合戦の中でとりわけ戦国時代にどのように使われたのかという論証が、この著者の特徴である「感状」に認められた戦場での負傷原因を統計的に分析した結果に基づき明らかにされている。 それによれば、刀は現実的に有効な武器ではなく、遠戦では弓・鉄砲、接近戦では槍がもっぱら使用されており、刀はその構造上の弱点など(目釘が破損する・曲がる・刃こぼれする)のため、合戦において進んで使用されるということは極めて稀であったのではないかとしている。そして、そのもっとも有効な使用法が、相手を倒した後の首取りのときであったという。そういわれればそう思うが、うーむ、日本刀マニアが聞いたら血相を変えそうな推論ではある。
さながら良質のミステリーを読んでいるかのよう 多くの人が刀に対してもっている常識・迷信・盲信をさながらミステリーの謎解きのごとく覆してくれます。実証は一次文献・データをあたり、そこから論理によって丁寧になされます。私自身は刀は最強の武器だという間違った常識を持っていたので、刀の柄・目釘の部分には構造的な欠陥があるというのは非常に驚きでした。 しかし、慎重な論理展開のせいか繰り返しが多く、冗長に感じる部分もありましが、今まで常識だと思っていたことが覆されるといういい意味での知的興奮があじわえる本でした。
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[ 単行本 ]
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黄金文化と茶の湯―安土桃山時代 (よくわかる伝統文化の歴史)
・中村 修也
【淡交社】
発売日: 2006-11
参考価格: 1,680 円(税込み)
販売価格: 1,680 円(税込)
中古価格: 1,300円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・中村 修也
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カスタマー平均評価: 0
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