今回は関が原を含めた豊臣家滅亡の過程から江戸幕府成立までを著している。
家康の先をよむ戦略には本当に歓心させられる。黒船の来航まで、磐石の幕藩体制を築いた基礎である家康の先をよむ目、それに井沢氏独特の歴史考察眼は、読むものをあきさせず、あっという間に井沢ワールドへ引き込まれていきます。
江戸幕府御三家の水戸藩の役割に対する井沢氏の仮説には、家康ならやりかねないと、うなってしまいます。
シリーズ13作目も楽しみですね。司馬歴史観、そんなものとの比較してみるのもの本書を楽しむ一つの要素ではないでしょうか。
おすすめです。 歴史のおもしろさを楽しむ本みんなが知っている日本史も、見方を変えたり、考え方の切り口を変えるだけでがらりと変わるということがよくわかる本です。今回は関ヶ原の合戦前後を中心に、いろいろなエピソードを紹介しつつ、江戸幕府の成り立ちとその後の流れを、今までとは違う面から検証しています。歴史を知らない、または苦手な人にもわかりやすく、楽しい一冊だと思います。
を組みあげる人間の恣意的解釈が織り込まれれば、どんな完成図でも描くことが可能であるからだ。
ただ、八咫烏と飛鳥氏の「然り!」とか「否!!」といったやりとりは見ていてスリリングで楽しい。密かにマイブームである(wこの作品に関しては五島勉を超えたのではないかと思う。 右翼やコヴァは全然気づいてないんでしょうねもし、この本の内容が真実だったら、本当にエラいことになってしまうんでしょうね。よく世間一般で「神の国」とか騒いでいる右翼とかコヴァ(小林よしのり信者)って、まさか日本の神道の神様が「汝の敵を愛せよ」のイエスキリストだったなんて、全然考えてもいないんでしょうね。彼らが「天照大神の正体」を知ってしまった時の驚いた顔が見てみたいです。 伊勢神宮に行きたくなる内宮にイエスキリストが処刑されたときの本物の十字架が安置されているとのこと。外宮にはモーゼゆかりの遺品が安置されているとのこと。本当だったら、大発見中の大発見。問題は信ぴょう性のみ。でも、かなり本当っぽい。 ジョン・コールマン氏が「秘密結社全論考」で触れた「ヒロヒトの秘密」って?多くの人が飛鳥昭雄氏のレポートの真偽について述べているが、結論からして彼の主張は筋が通っている。もとより彼の主張を正当化するかのように元英国諜報部将校で「300人委員会」シリーズのDrジョン・コールマン氏が自らの著書である「秘密結社全論考」で「ダイアナ元皇太子妃はヒロヒトの秘密を知ってしまったために暗殺されたのでは?」と憶測を提示している。問題なのは彼女が知ってしまったとされる「ヒロヒトの秘密」とは何であったのか?戦後の敗戦処理で300人委員会によるヒロヒトの扱い方であろうか?いや、違う。ヒロヒトのバックだけではなく、歴代天皇の背後にいる裏神道総元締め「八咫烏」の存在ではなかったのではないか?だとしたら原爆投下の張本人ラビ・モーゼスが日本人に「謝りない」としたのも、戦犯として処刑されるはずであったヒロヒトを300人委員会党首のエリザベス女王2世がガーター騎士団を使って免罪させたのも恐らくこの「八咫烏」の働きがあったからではないか?またデービット・アイクも著書「大いなる秘密 上」の「神の子なる悪の太陽神たち」で「日本のミカド」を槍玉に挙げている。これについて同書翻訳の太田龍氏は否定的な見解を示しているがこれはアイクが天皇ではなく背後にいる裏神道組織を(直感であるが存在を認知し)指したのではないかと言う見解がとれる。少なくともデービッド・アイクと飛鳥昭雄両者のレポートは類似している点がかなり多いのでそこもポイントに置いておくと面白いかもしれない。また、かなり両者にピントズレが目立つかもしれないが、飛鳥氏の場合はあくまで一つのテーマにピンポイントを絞って述べているのでそれを頭の中に入れて両者の著書を読んでみるのも良いであろう。でもこの二人が共著という形で本を出したら…凄いだろうな…。 封印が解かれる時伊勢神宮に聖書の世界が集約され封印されているとは、日本人にとって想像すらできない。しかし本書の内容は神道と聖書の解き明かしがみごとに融合している。具体的な物証の提示は将来に待たなければならないだろうが、日本という国に与えられている使命と招命が驚くべきものであることは確かであると感じた。