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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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日本海軍航空隊のエース1937‐1945 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦闘機エース)
・ヘンリー サカイダ
【大日本絵画】
発売日: 1999-12
参考価格: 1,890 円(税込み)
販売価格: 1,890 円(税込)
中古価格: 1,350円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・ヘンリー サカイダ
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カスタマー平均評価: 5
撃墜王 日系アメリカ人の戦史研究家ヘンリー境田氏が日本の海軍エースの戦果、戦後生きた人であればその後の生活をたどった本。この手の本を日本人は書いていない。 戦記を数十冊読むより一度で主だった撃墜王の名前と素性がわかるので便利。
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[ 単行本 ]
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ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー
・森 達也
【角川書店】
発売日: 2003-08-01
参考価格: 1,785 円(税込み)
販売価格: 1,785 円(税込)
中古価格: 150円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・森 達也
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カスタマー平均評価: 4.5
こんな 番組見てみたい! 森達也氏の著書はよく読みますが、これは良質のTVドキュメントを見たような気にさせる本でした。確かにTV番組はくだらない!では何故そんなバカ番組ばかりになるのか?それは視聴者が望んでいるからに他なりません。俺もジャッカスやビーバス&バッドヘッド、サウスパークのようなおバカ番組は大好きですが、日本のは程度が低すぎる!くだらなさの程度も低い、中途半端なものばかりですわ。ピリ辛テイストのかけらもない。 これじゃぁTVはケーブルでディスカバリーとかMTVとかの米製番組を見るしかなくなってしまう。
綿井健陽・吉岡逸夫といった見るに耐える映像を撮る監督はいるにもかかわらず、しょうもない巨大メディアの意向で世論操作されるような番組しか流れないようになってしまった。
ニュースショーを「事実を流す番組ではない」と分かって見ている人はどれぐらいいるのだろうか? そんな人ははなから番組見ねぇか。
革命気分に流された深窓の王子。 ベトナムがフランス領だった頃、ベトナム独立を目指して日本を訪れた王子がいた。 日本はベトナム独立を援助せず、王子を導いた革命家は志ならず故国で亡くなり、王子は妻子と会えないまま貧困の中、日本で客死する。 こんな人がいたなんて、この本を読むまで知らなかった。王子は、訪日して数十年たっても日本語も碌に話せない、知り合いも作らない、学校に行っても怠慢で退学になる、など気合の入らないこと甚だしい。しかし数少ない知己の犬養が首相着任の折には新生ベトナムの旗を持って訪ねたのだから、目的を忘れたわけではないらしい。棚ボタを待っていた? 受動的で、超のん気で、気力に欠ける。この性格的特徴は、清国のラストエンペラー溥儀にも共通するように思う。 しかし革命軍にしても、錦の御旗である王子様を実務で使う予定などないだろうに、参謀もつけずに異国の地に放置したとは解せない。 紙数が多い割に情報量が乏しい、同じ内容を言葉を換えて繰り返す、事実の量よりもそれを埋める空想の量の方が多い、オレ様な語りっぷりが鼻につく、など文章は嫌いだが、この本をきっかけに近代ベトナム史に興味を持てたのは◎。
何かが・・・ 確かに面白い。よく調べてあるし、黒竜会の動きなども勉強になった。 大宅壮一賞くらい取っても良かったと思う。 しかし、何かが欠けている。それは、クォン・デが政治家としては無能だったこと、そして「王族」だというだけで民族解放の先頭に立つ時代は、二十世紀始めにはもう終わり始めていたのだという認識が、この著者にしては、欠けているのだ。私たちは、「王族」の哀れな末路に共感することを、自らに禁じるべきではないのか?
死ぬまで、そして死んでも孤独な男の生涯 表題は「もう一人のラストエンペラー」である。 なぜ、大日本帝国は満州国を建国し、ベトナムは見放したのか。 当時の国際情勢から見れば、当然の帰結ではある。 しかし、維新後の日本にはアジアの民族の解放という理念が強く意識された時代があった。そして列強としての立場からその理念は形骸化されていくのであるが。 ここにクォン・デという日本に憧れ、日本に期待し、日本に翻弄される貴公子が登場する。 クォン・デの生涯こそが維新後の日本が歩んだ道を反照している。 日本で忘れ去られただけでなく、祖国ベトナムでも救国の英雄から外国勢力への依存が強すぎる姿勢への批判を受け、次第に忘れ去られた存在になりつつあるクォン・デ。南北分断からアメリカとの戦争といった外部勢力に翻弄されるベトナムの軌跡と軌を一にする。 そこには大国の都合に翻弄される小国の悲哀がある。 ドキュメンタリー作家として有名な著者らしく、本書もドキュメンタリーの要素が濃厚である。 「問われるべきは事実があったかどうかではなく、僕が提示した世界観なのだ」 著者の思いはここに尽きるだろう。 著者にとってはアジア近代史の空白を埋めるとか、日本とベトナムのよりよい関係のためなどといった動機は重要でない。著者の提示する世界観、他の映像作品や活字作品に通底する世界観を是非今後も追求していってもらいたい。
歴史認識のあり方 森達也さんの作品はほとんど読んできましたが、森さんが一貫して述べている物事を二元論で捉えることへの疑問や不安、曖昧さとは物事の豊さではないのかという主張がこの作品の随所に描かれています。ドキュメンタリーとは主観であり、歴史観もまた主観であるという認識は森さんの表現者としての誠実さを物語っていると思います。多くの人に読んでもらいたい本です。
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[ 文庫 ]
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幻の戦闘機―「零戦」後の陸海軍機の開発秘話 (光人社NF文庫)
・碇 義朗
【光人社】
発売日: 2003-08
参考価格: 680 円(税込み)
販売価格: 680 円(税込)
中古価格: 158円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・碇 義朗
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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闘魂 硫黄島―小笠原兵団参謀の回想 (光人社NF文庫)
・堀江 芳孝
【光人社】
発売日: 2005-02
参考価格: 720 円(税込み)
販売価格: 720 円(税込)
中古価格: 313円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・堀江 芳孝
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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トム・クランシーの原潜解剖 (新潮文庫)
・トム クランシー
【新潮社】
発売日: 1996-03
参考価格: 740 円(税込み)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
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・トム クランシー
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カスタマー平均評価: 5
SSNの事を知ろう! いまやロス・アンジェルス級も旧型化し、その後のシーウルフ級は高過ぎて駄目
最新はヴァージニア級潜水艦です。
でも、攻撃や運用の基本ノウハウはそんなに変わらないでしょう?。
今や古典とも言えるこの本で、SSN(攻撃型原子力潜水艦)とSSBN(同ミサイル艦)の
事を勉強したい。
オマケとして、イギリス潜水艦の恐ろしさも知る事が出来るでしょう。
サイレント・サービス(沈黙の艦隊)の真実 練習船との衝突事故で、一躍各種のメディアで報道された米国の攻撃型原潜の探訪記。軍事スリラー作家として人気ナンバーワンのトム・クランシーが最新鋭の攻撃型原潜に同乗しその全てを語る。冷戦終了後も変らぬ脅威と湾岸戦争後の急激な軍事費縮小の嵐の中その存続をかけて活路を見出そうとしている米、英国海軍潜水艦部隊を好意的に記述している。先の事故で問題となった民間人の同乗デモンストレーションのスタンドプレーもその遠因を思うと、頭ごなしの非難も出来ない。
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[ 単行本 ]
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SBS特殊部隊員―英海兵隊最強のコマンドー
・ダン キャムセル
【並木書房】
発売日: 2001-11
参考価格: 1,995 円(税込み)
販売価格: 1,995 円(税込)
中古価格: 500円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・ダン キャムセル
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カスタマー平均評価: 5
ニヤニヤしながら読む良作 あまり知られる事のない、部隊を元隊員が告白。
内容もとても分かりやすいです。
特に、各作戦についても参加人数や支援部隊、時節が把握しやすく、
そこに著者のユーモアが混じった文章は読者が知りたいことがおおむね分かる、とてもよい作品です。
とにかく、フォークランド紛争や海洋対テロ作戦など、特殊作戦が知りたい方は絶対買って損はありません。すごく、お勧めです。
潜水艦好きにも 出てくる出てくる!潜水艦!
第二章ではニコラス・モンサラットの「非情の海」まで出てくるぞ。
O級潜水艦を利用した特殊任務、SASの様なIRA監視業務や極寒ノルウェーでの対ソ・スパイ作戦。
極め付けはフォークランド紛争の話だ。
SASが参加したのは知ってはいたが...
しっかし、SASへの憎しみは凄い。
SBSは英海兵隊(ロイヤル・マリーンズ)から募集されるが、SASは全陸軍から募集されるので志気も能力も劣ると云う事である。
仲悪そう...(笑)。
これは珍しい! おそらく日本語でSBS(英海兵特殊部隊)について詳しく紹介しているのはこの一冊ぐらいかと(フィクション小説を除く)。話のメインは主に元SBS隊員の体験記ですが、SAS隊員の体験記とは違った面白さがありました。SAS(英陸軍特殊部隊)やデルタフォース(米陸軍特殊部隊)などばかりで飽きちゃったという人はぜひっ!!
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[ 新書 ]
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ぼくのマンガ人生 (岩波新書)
・手塚 治虫
【岩波書店】
発売日: 1997-05
参考価格: 777 円(税込み)
販売価格: 777 円(税込)
中古価格: 1円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・手塚 治虫
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カスタマー平均評価: 5
気になった点 本書は手塚さんの講演集、友人たちの回想、そして短編『ゴッドファーザーの息子』から構成されています。
回想録が交えられることにより、
手塚さんの人となりを立体的に理解することができます。
講演部分では、いじめ体験と戦争体験がいかにご自身の人間形成とその作品世界に反映されているかが、
平易かつ情熱をこめて語られています。
『ブラックジャック』、『火の鳥』などの代表作品の簡単な解題もされており、
手塚漫画入門としても良いです。
個人的に本書で最も気になったのは、
手塚さんが、『鉄腕アトム』等が誤読されて、
間違ったメッセージ(例、科学万能)が流布しているという趣旨のことをおっしゃっている部分です。
手塚さんに限らず、今日、
例えば司馬遼太郎や新渡戸稲造が都合よく読まれていないか、
少し気になりました。
今のだらけた世代に読んでほしい 漫画界の黎明期に出現した巨人の講演などをまとめた新書。濃厚な内容を誇れるか?というと否と答えるが、一個の人間ととしてこれほど充実な人生を送れる者がそうそうにいるのかと問われても否だろう。ゲームだ、アニメだとたわごとを抜かす前に、腑抜けどもは、その人生を見つめなおす必要があるだろう。私自身、手塚氏の業績に敬意を払わずにこれほどの年齢になってしまったが、「漫画」を創造した著者を再発見した思いにとらわれ、本書の意義を痛感した。さて、これほどの才能が次回、日本に生まれるのは、いったいいつ? 私自身を見つめながら、考えたい。必読。
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[ 単行本 ]
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血であがなったもの―鉄血勤皇師範隊/少年たちの沖縄戦
・大田 昌秀
【那覇出版社】
発売日: 1977-06
参考価格: 998 円(税込み)
販売価格: 998 円(税込)
中古価格: 750円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・大田 昌秀
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カスタマー平均評価: 5
戦争という魔物に幻惑されない思考 前沖縄県知事、現参議院議員の大田昌秀さんが自らの戦争体験を書き記している。
米軍機の機銃掃射が降り注ぐなか、壕に逃げ込もうとした老人を日本兵が撃ち殺した。
日本兵は壕を占領し、少年の大田さんも追い返される。大田さんは壕から離れ、敵機が近づくのも気にせずに歩き出す。
――私たちは<敵>という観念に翻弄されて戦場を右往左往しているが、真の<敵>とは何だろう。誰なんだ。「戦争―この捕らえようもない魔物に幻惑されて、一切の行為や思考が盲目の乱舞を続けているのではなかろうか。極刑にも当たる罪さえもたんなる茶飯事ではないか」――
学者であり政治家である大田さんの原点。
必要なのは有事法ではない。戦争という魔物に幻惑されない思考と行為が必要。
戦争という魔物と格闘することなく、幻惑され乱舞し続けている者たちを議事堂から追い出さなくてはならない。
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[ 単行本 ]
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海軍予備学生零戦空戦記―ある十三期予備学生の太平洋戦争
・土方 敏夫
【光人社】
発売日: 2004-08
参考価格: 2,100 円(税込み)
販売価格: 2,100 円(税込)
中古価格: 1,300円〜
( 通常2〜3日以内に発送 )
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・土方 敏夫
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カスタマー平均評価: 4
元零戦搭乗員が語る、清清しい青春の書。 本書は、激しい空戦に胸躍らせる勇壮な戦記ではなく、また、今は無き日本海軍に対する惜別の思いを綴ったものでもない。著者ら予備学生出身の下級士官がいかに真面目に戦い、真面目に死んで行ったのか、真摯に語った青春の記録である。これほど懐かしく、また、清清しい読後感を与えてくれる戦記は珍しい。
戦局が悪化し、急遽搭乗士官を大量生産すべく採用された海軍予備学生制度で、速成の搭乗員教育を終えたばかりの著者が、今度は練習航空隊の教官として、4歳年下の少年たちに操縦を教える様子に、著者の優しく、純朴なお人柄が実によく現れている・・。わずかな知識や経験の差、階級の差をかさに居丈高に威張ることをせず、教えられる者の立場にたって、丁寧に柔軟に愛情あふれる指導することができたのも、「自ら懸命に学んだ者」だからだろう。同じ下級士官搭乗員でありながら、兵学校出身者の一部が予備学生出身者を差別、嫌悪し、ことあるごとに理不尽な理由で暴行を加えたのとは、実に対照的である。
巻末の「愛機零戦の泣きどころ」は実際に搭乗し、零戦の長所短所を熟知した著者だからこそ指摘しえた、零戦神話の真実であり、必読。
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[ 文庫 ]
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陸軍中野学校 終戦秘史 (新潮文庫)
・畠山 清行
【新潮社】
発売日: 2004-05
参考価格: 900 円(税込み)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 250円〜
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・畠山 清行
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カスタマー平均評価: 3.5
小野田さんの受けた教育 ルバング島での小野田さんの発見は、当時の日本人に衝撃を与えた。
戦争が終わったことはおそらく知っていただろうに、投降せず、戦い続けた「日本人」に、「誇り」を感じた人と、「軍国主義」の恐ろしさを感じた人がいたかもしれない。
問題は、これをきに日本のスパイ学校であるかのように陸軍中野学校が取り上げられ、特殊機関のように過大な論評をされたことであった。
本書では、そのような問題に正面から取り組んでくれていないと感じた。小野田さん便乗本ではないが、もう少し、幅広い視点での論評をしてほしかった。
昭和天皇誕生日に
戦争の悲惨さを事実で知るべきです ここに書いてあることは、すべて経験者からの証言です。700ページにも近い大著ですが、我々日本人は謙虚な気持ちで読むべきではないでしょうか?
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