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[ 文庫 ]
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日本の選択〈6〉金融小国ニッポンの悲劇
【角川書店】
発売日: 1995-07
参考価格: 509 円(税込み)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,980円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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消されかけたファイル―昭和・平成裏面史の光芒〈Part2〉 (新潮文庫)
・麻生 幾
【新潮社】
発売日: 2002-10
参考価格: 740 円(税込み)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
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・麻生 幾
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カスタマー平均評価: 4
「事件」の裏での人間の息遣い。 毎日のように「事件」は起こり、そしていつの間にか人々の記憶の片隅に追いやられていく。この本はそんな一時は大きな話題となったが、もう忘れ去られようとしている十の「事件」のその裏側での決して語られることのない事実を赤裸々に著した一冊だ。地の底を這うような警察官たちの捜査の話を読むと、人間の底力のようなものを感じることが出来て、感動的でさえある。惜しむらくは、文字数が足りないせいなのか、話の繋がりがややわかりづらくなってしまっていること。その点だけが残念だ。マス・メディアには書かれない事件の裏側の人間の息遣いを感じてください。
警察ものノンフィクション 国松長官狙撃事件、金大中拉致事件、中川一郎縊死事件など、いまだ解明されざる謎の多い事件について、ファイルを紐解く形式でその裏面に迫ったノンフィクションの文庫化。 本書においては、それぞれの事件において、徐々に明らかになる真実と、いまだ明らかにならざる真相を目の前に、決断を迫られて男たちがどのような決断を下したか、というストーリーが赤裸々に記述される。迫力があり、直接話法を多用した文体は、臨場感満点で、自分がその場にいるような錯覚を与えるとともに、テーマになっている事件について表層的に見ていたのでは分からない裏面の姿と、その中で、匿名であることを強いられつつひたすらに努力する人間の姿をまざまざと映し出す。 そういう意味において、非常に面白く刺!激的なノンフィクションなのであるが、よく読むと、ほとんどの「ファイル」は、警察が作成したファイルであり、作者はこれにほぼ完全に依存して記述していることが分かる。そう、これは、少ない例外を除いて、警察の現場がいかに泥を食んでがんばったか、という警察美化のルポルタージュである。そのことに対する評価は措いておくが、筆者のスタンスはそういうものではないか、と思いながら読む必要はあると言えるかもしれない。
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[ − ]
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アジア戦時留学生 「トージョー」が招いた若者たちの半世記
・藤原 聡 ・篠原 啓一 ・西出 勇志
【株式会社共同通信社】
発売日: 1996-07
参考価格: 1,835 円(税込み)
販売価格: 1,835 円(税込)
中古価格: 36円〜
( 通常3〜5週間以内に発送 )
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・藤原 聡 ・篠原 啓一 ・西出 勇志
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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死なう団事件―軍国主義下のカルト教団 (角川文庫)
・保阪 正康
【角川書店】
発売日: 2000-09
参考価格: 650 円(税込み)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 478円〜
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・保阪 正康
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カスタマー平均評価: 3.5
『カルト』の恐怖 この事件は、何かで読んだ記憶があるけど、極一部の人たちの話と考えていた。
「カルト」は、いつの時代にも現れ、その存在は、その時代だけでなく、下手をすると、構成の歴史をゆがめることにもつながりかねない。
ここを注意しないといけない。
日本で言うなら「ええじゃないか」も騒乱があるだろうし、中国で言うなら、「義和団」事件の処理など、国家の存亡に関わることが起こりうる。
この事件は、そこまでは行かなかったが、「カルト」集団の恐怖は戦後は、少なくとも「進歩的文化人」の扇動された「極左」主義にも現れたし、最近では「オーム事件」にも現れた。
「軍国主義下のカルト集団」と矮小化せずに、「カルト」の出てくる背景を追求してほしかった。
死なう団事件 最初この事件を知ったのは、『木島日記』でした。「なんだこれは?」ってひっかかって、即効購入。日蓮宗のある一団体の中の一部の起こした「”死なない”切腹事件」です。 根本としては「自分たちが死ぬ気で国家の邪道を正そう」といった事なんですが、教祖の主張と、それを受ける信者の側の意識の食い違いがあったりして、”団体が一丸となって起こした事件”とは言いがたいし、世間に及ぼした影響も当時はあまりなかった様に思います。ただこの事件の異常性・国家機関の態度というのは、現在再考する価値大だと思いました。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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EXPO70伝説―日本万国博覧会アンオフィシャル・ガイドブック
【メディアワークス】
発売日: 1999-08
参考価格: 2,730 円(税込み)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 7,600円〜
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カスタマー平均評価: 5
EXPO『未』体験世代 私は1970年代後半の生まれですので、EXPO『未』体験世代です。当時の写真集など見ると、「行きたい!」と思います。けれども、もう30年前の話。今となっては万博関連の本を見つけることすら大変難しい。しかし、この本は各パビリオンからその時の文化・風俗などをしっかりと再現していると思います。体験世代にとっても面白い本だと思いますが、我々『未』体験世代にとっても十分楽しめるのではないでしょうか。当時考えられていた未来と現在を比べたり、逆に現在からその当時を比べたり、この本一冊でいろんな見方ができると思います。そういう意味でも大変奥深い本ではないでしょうか。
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[ 文庫 ]
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昭和の軍閥 (講談社学術文庫)
・高橋 正衛
【講談社】
発売日: 2003-05
参考価格: 1,155 円(税込み)
販売価格: 1,155 円(税込)
中古価格: 300円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・高橋 正衛
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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日本の子ども60年
・重松 清
【新潮社】
発売日: 2005-12-15
参考価格: 2,940 円(税込み)
販売価格: 2,940 円(税込)
中古価格: 2,100円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・重松 清
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カスタマー平均評価: 4
書店で買える図録 全てのページを見たわけではありませんが、
展示の二百数点全て載せられているとのこと。
ここから、お気に入りの写真家の画集を手に取るきっかけにもなるかと思います。
テレビでアラーキーが述べた発言を噛みしめていました。
写真はつくりものであるけど、そのつくりもののなかに真のリアリティがある。
確かにドキュメント的な写真ばかりだろうけど、子どもに伝えたい、「もっとよいもの」を写真家は切り取る。
そして、子どもの育つ未来が「もっとよくなる」ように願う。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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日本は植民地支配をどう考えてきたか―戦後50年国会決議は海外からどう評価されたか
【梨の木舎】
発売日: 1996-11
参考価格: 2,310 円(税込み)
販売価格: 2,310 円(税込)
中古価格: 1,000円〜
( 通常3〜5週間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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昭和天皇 (PHP新書)
・小堀 桂一郎
【PHP研究所】
発売日: 1999-07
参考価格: 903 円(税込み)
販売価格: 903 円(税込)
中古価格: 119円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・小堀 桂一郎
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カスタマー平均評価: 4
公平な伝記 現代の人物の評価をするのは難しいし、どのような伝記を書いても、批判されるものだと思う。 この本は難しい時代に負けずに自分を持ちつづけて生きた人物を公平に描いた伝記だと思う。 この時代の歴史を知りたい人にも薦められる。
昭和天皇、その生涯 著者は昭和天皇崇拝者なので、まずはそれを差し引いて読まれるべき。著書は昭和天皇の生涯を綴ったものだが、特に戦前までの昭和天皇に関する研究はよくまとまっていると感じる。個人的には乃木希典との交流についてが印象的であった。ちなみに戦前の章に比べ、戦後の章については特にみるべきものがない。ちなみに文章の読みやすい点は評価してよいと考える。
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[ 単行本 ]
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日本史講座〈10〉戦後日本論
【東京大学出版会】
発売日: 2005-07
参考価格: 2,310 円(税込み)
販売価格: 2,310 円(税込)
( 通常24時間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 0
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